年間600本以上の手組ホイールを作るホイールのスペシャリストPAXPROJECTの競輪ホイール
ホイールに対しての二人三脚。

ホイールに対しての二人三脚。

ノウハウ

ホイールに関して少し考えてみました。

ハブ ラージ、スモール、グランコンペ
スポーク エアロ バテッド
スポークテンション
結線有無(これに関してはあとから結線をすると言う事が可能です。)

実はホイールの構成ってこれしかなかったりするのです。

まずはPAXのホイールを無難な構成で作ると言う事があります。

デュララージ(リヤ両切り)(オイル化)
スポークエアロ
スポークテンション ミディアムハイ(社内基準)
結線 無し(A級1~2班戦の準決以上のレースだと横への動きが出てきますので結線をあとからすると言う選択肢が出来ます。)

PAXが出来る事は統計的に自力orダッシュの選手の走り方の個性に合わせる事。
あとはレースカテゴリーによって求められるホイールの傾向を知っているという事になります。

S級のグレードレース準決以上
S級1~2班でグレードレースに参加するクラス
S級のF戦で安定して準決を走るクラス。(A級1班上位もこのあたり)
A級1班下位~A級2班
A級3班

レース展開やトップスピードとレースが始まってからゴールまでの(踏み始めてから)距離
で上記のようにざっくりで求められる機材が違うのではないかと考えています。

なので今回のホイールが1セット目からベストなホイールにはならない可能性があります。
フレームと同じでベストなホイールを探していくような流れで考えて頂ければと思います。

フレームビルダーと同じようにホイールも選手と二人三脚をすると考えて頂ければと思います。